家を建てるとは、いと悩ましきことよ

一条工務店で家を建てることになりました。その経緯、考え方など備忘もかねて記録しています。

『返済できる金額』ってなに??

 

おはようございます。hiokiです。

朝晩かなり涼しくなってきて、秋を感じますね。

そろそろネクタイしてジャケ着てシャキッとした格好が気持ちいい季節かなぁ。

でも電車暑いんだよね〜。。。

 

昨日は午後にイスラエル情勢についてお勉強してきました。

9/14から成田ーTel Aviv直行便が週に2日就航するほどホットな国です。

 

あ、どうでもいいか。

 

 

さて、本日はお家を建てる、買う上で大事なお金の話から、

『返済できる金額』ということで少し書いてみたいと思います。

いろんな目安がある中で、ワテが思うところを書いていきますね。

参考になるかなぁ〜。

 

では、スタート!!

 

 

<目次>

 

 

 

1. 借りられるお金

はい、ではまずは借りられるお金。

これは言い換えると「貸し手側が貸し出せるお金」とも言えます。

これは年収や勤務先の会社など借りて側を総合的にみて判断されます。

 

もう一つ、「ローンの商品によっては借りたくても借りられないお金」もあります。

これは、総額の8割以下とか9割以下とか、制限がある商品の場合に当てはまります。

 

今回は、前者について書いていきます 

 

一般的に、貸し手側は、沢山貸して金利による益を最大化したい

ということで、結構アホみたいな金額を言われる場合もあります。

額面年収の10倍とか平気で貸付しようとしてきます(汗)

 

実際に、「フラット35」のサイトで35年返却でシミュレーションすると、

そういった金額が算出されてきます。

おそろしや。。。

 

では、言われるがままに借りてしまってもええんかいな?

となりますな。

 


2. 返済しなきゃならないお金

もう一つ大事なこと。

どちらかというと、ここをきちんと認識しておくことが大事かと。

返済しなきゃならないお金は、借りたお金とそのお金にかかる金利分の利息です。

 

この利息ってのがクセもんで、年率というやつで、

元金が長く残っている=返済期間が長い

と多く払わないかんということです。

同じ金額を同じ金利で借りても、

返済期間によって総返済額が大きく変わるってことですな。

 

借りたお金と金利分の利息の合計は、

返済期間と金利で大きく変わるということ。

だからこそ、資金計画、ローン計画というのが

とても大事になってくるわけです。

 

 

3. 返済できる金額

1. 2.で「借りられるお金」と、「返済しなきゃならないお金」のことを書きました。

想像してください。

  「借りられるお金」として貸してくれる最大額を借りる

  「返済しなきゃならないお金」はその最大額と金利で発生する利息になる

  「35年間で額面年収の10倍+利息を支払わなければならない」

 

ほら、もうなんか無理な感じが想像できるでしょ?

「借りられる=返済できる」ではないのです。

 

 

では、「返済できる金額」とはなんぞや?

まず、返済している期間、例えば住宅購入後の35年間を

色んなことを我慢して返済に命をかける生活と、

少し余裕をもって、外食や旅行などを楽しめる生活と

どちらが家族みんながハッピーになれそうか?

ということを想像するといいと思います。

言わずもがな、後者ですね。

 

年収450万円の平均手取り月収は29万円程度。

 食費、光熱費、子供の費用などで6〜7万円

 旦那のお小遣いとして1.5〜2.0万円

 その他、病院などのイレギュラー出費で1万円

  →結果として、生活費として毎月10万円くらいが必要。

 購入した住宅がマンションだと管理費が1〜1.5万円毎月かかります。

 老後の資金(いま流行り!)や子供の貯蓄としてに5万円を貯蓄に回すと、

29−10−1.5−5=12.5万円

 

ここで、借りられる最大額=年収の10倍くらい=4,500万円を借入た場合、

 金利1.1%

 返済期間35年

 元利均等

にて返済した場合の月の返済金額は、な、なんと

129,136円!!

 あ、赤字じゃないですか。。。

 

老後の資金の貯蓄を減らそう。。。となりますね。

しかも、余暇を楽しむお金はありません。

35年間耐えられますか?? ワテはむりむり。

 

見方を少し変えましょう。

月額約12.9万円の返済ということは、年間約158万円を返済ということです。

これは、年収450万円の場合、35%が返済に充てられていることになります。

 

賃貸の場合を想像しましょう。

一般的に賃貸の家賃が年収に占める割合は30%以下、

望ましくは25%くらいが適正といわれています。

ということは、年収450万円の場合、年間家賃は約110~135万円

月額になおすと、約9.2~11.3万円が適正という状態です。

 

※実際には住宅購入後は火災保険や地震保険、修繕費、固定資産税などもあるので、

 もう少し少ない方が理想的です。

 賃貸ではこれらが計算外なので、

 あくまで計算のロジックとイメージということで見てください。

 

 

住宅ローンの月返済額もこの程度に収めると

ほら、赤字にはならないうえに、老後の資金を削らなくとも

月額1万円以上余暇に充てるお金が出てきます。

ためて旅行も良し、月一度の豪華な外食でも良し、

GUからUNIQLOにアップグレードも良し。 ね。

 

住宅ローンの話に戻すと、

年収450万円の場合、『返済できる金額』は

 年間:最大で135万円

 35年間:4,725万円

 借入金:最大3,900万円程度(年収の8.5倍)

 

となります。

 

ワテの感覚は、前述の保険や固定資産税などの出費も考えると、

 

借入金としては、年収の6倍くらいまでが理想かなぁ

 

と。 

 

住宅ローンだからと言ってなんか大船に乗った感じで

言われるがまま、貸してくれるんなら借りようかなぁ~では立ち行かなくなります。

賃貸と同じ感覚で考えると、おのずと『返済できる金額』が見えてきます。

 

4. まとめ  

ということで、ローンでの借入金を、『返済できる金額』から考えてみました。

家族を養いながら、余暇もそこそこ楽しめるという現実的な線で考えると、

年収の30%以下を『返済できる金額』として頭に入れ、

住宅購入後に発生する、固定資産税や修繕費、火災保険に地震保険等を考え、

借入しても大丈夫な金額を算定いただければと思います。

ざっくり、年収の5~6倍くらいが借入金としては安心だと思います。

 

ちなみにワテは、返済期間が通常の半分くらいの設定(そんな長く会社勤務できない年齢)なので、借入予定金額は年収の4倍くらいの予定です。 

 

あ~、長くなってしまった。

それでは次回は。。。。困った。ネタ切れ。考えよう。

 

 

ではでは。