家を建てるとは、いと悩ましきことよ

一条工務店で家を建てることになりました。その経緯、考え方など備忘もかねて記録しています。

家の性能ってなんだ?

こんにちは。hiokiです。

昨日の投稿通り、下書きが消えてしまったので

気を取り直して書き直してます。ふぅ。

 

週明けは台風一過で通勤がままならず。

だと思い(混乱は未確認)、月曜は自宅でテレワークにて業務してました。

 

奥さんが上の坊の幼稚園送り迎えの間や、

食事の支度中などは下の嬢の遊び相手になり、

それ以外はがっつり仕事しましたよ〜。

 

テレワークは使い方によっては

多少なりとも奥さんの手助けになれる制度だと思うので、

もっともっと導入を促進すべきだと思ってます。

 

えーと、なんの話だっけ?

あ、『家の性能』の話でしたね。

 

いやー、実はTwitterのフォロワーさんが、このブログを見ただけで、

ワテが仮契約したHM、そして製品までもズバリ当てましてね、

ちょっと驚いてしまいました。

 

実はそのフォロワーさんも近々建て替えされるそうで、

たまたま同じHM、商品だったということのようです。

 

ま、このブログはHMの宣伝でも批判でもなんでもないので、

あまり具体的なことには触れず、大切だと思う本質について書いていきたいと思います。

 

あ、で、なんの話だっけ?

あ、『家の性能』ね。

 

長い前置きになってしまいましたが、スタートしまーす!

 

 

1. 家の性能を評価するための項目と評価結果を支配するもの

住宅の性能としては、

一般的に以下の視点で評価することが可能です。

(引用: 一般社団法人 住宅性能評価・表示協会HPより)

  • 構造の安定
  • 火災の安全
  • 劣化の軽減
  • 維持管理更新への配慮
  • 温熱環境
  • 光・視環境
  • 空気環境
  • 音環境
  • 高齢者への配慮
  • 防犯

 

長期優良住宅や低炭素建築物、建築物省エネルギー制度なんかも

これらの基本的な項目のある基準を満たすかどうかで判断されています。

 

ですので、評価を受ける最初は

立地に依存するような項目もありますが、

基本的には家の設計、使用する部品などによって

大きく左右される評価項目になっています。

 

では、いい設計、素晴らしい機能を持った部品があれば良いってことやんね?

 

というと、そうではなく、

最も重要なのはそれらをきちんと施工できる『施工技術』である

とワテは思ってます。

 

同じプラモデルのキット、同じ工具があっても、

仕上がりに大きな差が出るのと同じです。

 

すなわち、HMの工場や、現場作業される工務店さんの技量、

そして、家づくりに対する考え方、真剣さまでもが重要となってくると考えるべきだと思ってます。

ここが評価結果を支配するといっても過言ではないと。。。

言い過ぎかな。。。

 

 

そんでもって、『家の性能』を評価するために、

これらの項目について評価して良し悪しを判断していくわけですが、

じゃあ、その為の評価基準、判断の基準とはなんでしょうか?

 

 

2. 評価の基準(規格)値ってなに?

評価の基準は、それぞれの項目ごとに定められております。

また、項目によっては立地区域によって異なる設定になっているものもあります。

 

評価方法や基準の詳細については、国土交通省より公開されていますので、

詳細を知りたい方はぜひ一度見られるといいと思います。

 

一般的には、定められた基準をクリアすることで、

その基準値の性能は計算上担保され、

その結果として、一定基準を満たした建築物として、

様々な住宅制度を受けられることになります。

 

え?基準値の意味ってそれだけ?

はい、性能を前面に出さない多くのHMにとっては、それだけです。

言い換えると、それだけで十分にお客様を満足させられ、

お客様も、基準を満たしているということで一定よ優遇措置を受けられるようになり満足してしまうのです。

 

では、その基準を我々家を買う側にとっては、

どのように捉えるのが良いか?

ワテが重要だと思う評価項目の話とあわせて書いていきます。

 

 

3. どの項目を重要視するか?

1、2項で記載したような取り扱いがされる沢山の評価項目、基準の中で、

ワテが何を重要視しているかというと、

 

「温熱環境』です。

 

これはいわゆる断熱性や気密性といったものになり、

快適に過ごす上で最も重要な評価項目になると思います。

そして次の4項のアイテムとして書きますが、

『数値データ』がもっとも重要な項目になります。

 

実は構造の安全については、

昨今の大地震による耐震性の重要度から、

実はどのHMも最高ランクを謳っていることが多く差はほとんどありません。

いわゆるローコスト中堅HM以上であれば、

実際に耐震性試験も行なっており性能を実証しています。

 

一方で、温熱環境を明確に数値化して、

実績として謳っているHMはあまりなく、

『次世代省エネ基準の外皮平均熱貫流率(Ua値)をクリア』

というような記載のみの場合がほとんどです。

 

クリアしてるならいいじゃん!

いやいやいやいや、その見方だと営業さんの思うつぼです。

 

基準をクリアというのは

次世代省エネ住宅としての

『最低限のラインをクリア』している

ものと、

『圧倒的な性能で基準をクリア』しているのは全く別物です。

(3項の最後で言いたかったことはここね)

 

先ほどのような具体的な数値のない記載の場合は、

まず間違いなく前者だと思っていた方が良いでしょう。

また、数値を出していたとしても、基準と比べてどうか?

というところをチェックすることが重要になります。

 

4. 設計値と実測値

ここまで、評価の項目と基準、何を重要な項目とするかについて書きました。

ワテとしては

『温熱環境の数値データが基準をどの程度上回ってクリアしているか』

を家の性能の中で重要視しているということです。

先ほどの基準値は、実は設計値、計算値にて規定されているものがほとんどです。

言い換えると、

断熱性の性能を表すUa値やQ値も計算値です。一方、気密性を表すC値は平均値、すなわち実測値に基づく値になります。

 

最近の省エネ住宅では、Ua値の記載はよく見かけます。

なぜなら、これは設計時の計算値であり、これがないと優遇制度が使えないものもあるからです。

 

一方で、C値は滅多に見かけません。

なぜか?

 

 

『測定していないから』です。

 

測定にそれなりの費用がかかることも一因ですが、

ワテはそうじゃないと思ってます。

C値は単位面積あたりの隙間の面積を表す値であり、

わずかな施行不良により大きく変化してしまいます。

『そこまでケアして建設していない』ので、

『測定するとかなり酷い値が出る可能性が高い』

というのが測定しない原因だと思います。

全住戸測定しているHMは少ないですが、

それができて、これまでの平均値のC値を公表しているHMは、

全ての性能においてかなり信頼できるものと思います。

 

だって、一番緻密に組み上げなきゃ良い測定値が出ない部分を

めっちゃ丁寧に施工している、めっちゃ丁寧に施工できる工務店が作っているわけで、

耐震性などの構造の安全性も他の工務店よりははるかに良いんじゃないかなぁ

と、想像できますもんね。

 

ちなみに、一般的な住宅のC値(隙間の面積)と次世代エネ基準の値を例示しておきます。

一般的な住宅: 10cm2 / m2

次世代エネ基準: III地域以南 5cm2 / m2

                            II地域 2cm2 / m2

 

単位床面積あたりの隙間の面積に相当しますので、

次世代エネでも、延べ床100m2(約30坪坪)の住宅で200cm2の隙間があるという感じです。

ちなみに200cm2は、約ハガキ1.4枚分の面積です。

結構でかい穴があいてるでしょ。

ここからすきま風や花粉や虫さんなんかが入り込んで

冷暖房が効きにくかったり、クシャミが出たり、殺虫剤をぶっ放したりすることになります。

 

もう一つ、最近、断熱性を示す値がQ値からUa値になりました。

実はQ値よりもUa値の方が計算方法としては基準が緩いのです。

シックハウス症候群対策などもあり、建築基準法改正によって

24時間換気システムの導入が必要になりました。

ここがポイントで、実はQ値は換気による熱交換ロスも含めて計算する必要がある値なので、

単純な外気取り入れ換気システムを入れると

一気に悪化してしまうのです。

Q地を保つには、高度な熱交換システムを介した換気システムが必要なのです。

一方、Ua値の計算は、換気による熱交換ロスは含めなくても良いので、

まぁ、そういうことです。。。よくある大人の事情です。。。

 

 

5. まとめ

今回はワテが思う『家の性能』について書いてみました。

 

快適に暮らすためにワテが重要だと考えている『家の性能』は、

 

『温熱環境』に関する項目で、Q値、C値、Ua値です。

 

快適に暮らすには、それらの項目、数値だけではなく、

そこにどういった冷暖房設備で加温、冷却するかもとても重要なんですが、

それはまたの機会に。

 

数値データはその意味を知ってこそ価値の有無がわかるものです。

前にも書きましたが、HMの営業さんの言うことをそのまま飲み込まないこと。

嘘は言ってないけど、骨抜きになった情報も沢山あるということです。

 

そのためにも、すこーしだけ家の性能について勉強しておくといいよ思います。

 

少しでも参考になれば幸いです。

ではでは。

 

 

さーて、次は何にしようかな。。。

 

高い買い物だからこそ!

こんにちは。hiokiです。

 

先週土曜は久しぶりに一日中晴れて暑かった東京です。

あ、hiokiは関東に住んでます。

仕事場はサラリーマンのメッカが最寄り駅です。

普段は電車で1時間強揺られながら通勤してます。

 

なので、昨晩のような台風などで交通機関がマヒすると、

通勤はちょっと大変。 

 

え?また無駄な話から入ったって?

いやいや、今回の話題は通勤時間などにも影響するのよ。

ふふふ。

 

ということで、今回は家を購入する上で必ず出てくる、

新築か中古か?マンションか戸建てか?などについて書きたいと思います。

これまで以上に私感の強い内容なので

全く参考にならないかも。。。

 

 

それではスタート!

 

<目次>

 

 

1. 新築と中古の違い

 

新品と中古品、こう表現するとわかりやすいですね。

大きな違いは、新しいか数年経った物件か。(住んでなくても1年経つと中古扱い)

今風で綺麗か、少し昔の感じで、どこか使用感のあるものか、

どちらもピンキリで良し悪しはそれぞれの判断。

 

そんな中、ワテの中での重要項目が反映できるということからも、

中古ではなく新築ということにしました。

重要項目については後ほどの優先順位のところでね。

 

 

 

2. マンションか一戸建てか?

 

これも好き嫌いあると思いますが、ワテは戸建てを選びました。

 

戸建てもマンションも両方とも住んだことがあり、

戸建ての方が圧倒的にいいなぁと思ってます。

 

え?なんで?

田舎出身だからってのもあるかなww

マンションの嫌なことのひとつは、

大規模改修は必ずもめごとになり、

積立金以上の費用がほぼ間違いなくかかることです。

マンション購入と同時にそんなオプションがほぼ間違いなくついてくると思うとねぇ。。。

 

もちろん戸建てにもマンションと比較してマイナスの面もたくさんあるけどね。

例えば価格。

どうしても高くなる。

駅近ならなおさら。

 

はワテは子育て環境が良いところ、仕事とプライベートをしっかり分けたいということもあり、

少し郊外で環境も良く、通勤に少し時間をかけて

帰宅の時にリセット出来るくらいの距離も考えての戸建てなので、

価格の部分のハードルは少し低くなるかなぁと。

 

 

3. 検討する項目と優先順位

 

ここまでで、新築一戸建てというワードになりました。

そこに行きついた考え方を少し書いてみます。

 

家を購入しようか検討する中で、

当たり前ですが色々と欲が出てきます。

住環境、駅までの距離、子供の学区、価格、広さ、間取り、設備、性能、保証などなど。

 

そういった希望を全てかなえられるのはお金持ちだけ。

しがない会社員は優先順位を決めてどこまで手に入れられるか、

言い換えると、どこまで妥協しながら希望に沿った形にするかということになります。

 

ワテは前述のとおり、子育て環境、会社までの距離、あと学区をとって

『郊外の一戸建て』 という大きく枠組みを作りました。

 

 

さて、ここからは『どんな戸建て?』になってきます。

皆さんは家そのものについて何を重要視しますか?

インテリア?エクステリア?

女性なら、さらにキッチンやダイニング、寝室なんかも考えちゃいますよね?

男性なら、趣味の部屋、広い庭、ビルトインガレージなどもありますね。

 

 

例外なく、ワテも同じようなことを考えていましたし、今も考えてます。

ただ、優先順位は一番にはなってません。

 

 

ワテの中の優先順位一番は、『家の性能』です。

地震や火災に対するものだけでなく、断熱性や機密性、冷暖房に関する考え方などです。

 

これは、いかに快適に暮らせるか=長く住みたい家になるか、にとって重要であり、

リフォームなどでは決して改善できないものになります。

長く住んでも劣化しにくい、高気密高断熱が理想だと思ってます。

冷暖房のランニングコストにも影響しますしね。

 

キッチンやトイレなどの住設は

必ず古くなり交換が必要になるものだと思ってます。

すなわち、後から交換できるものであり、

ワテの中では残念ながら優先順位として高くなりませんでした。

 

 

そういった高性能な家を早く、確実に手に入れるためには、

新築であり、かつ、建売ではなく注文住宅になります。

 

と、まぁ、単細胞なワテのシンプルな考え方に、

奥さんもご理解いただけましたので

我が家は、『家の性能にこだわった家を、新築戸建て注文住宅で建てる』という道に進むことになりました。

 

 

4. まとめ

今回はワテの考え方の解放をしただけになってしまいました(汗)

スミマセン。。。

 

家の性能を確実に早く手に入れるために、

我が家は、『新築戸建て注文住宅』を選択しました。

 

家の性能ってとっても大切だと思いませんか?

ホント、劇的ビフォーアフターなみの超大規模リフォームしないと

壁の内外、床下や基礎の内外まで断熱性や気密性に手を入れられませんからね。

 

四季のある日本だからこそ、

外では四季を感じながら家では快適に過ごしたいなぁと思ってます。

そのためには『家の性能』にこだわりたいなぁと。

 

家についての考え方は人それぞれ。

正解、不正解はありません。

ひとつだけ言えるのは、HMの営業さんの口車にはのらないこと。

色んなことを考えて、納得する、腹落ちするところがその人にとっては正解だと思います。

 

とっても高いお買い物。

一般の会社員では生涯一度と言っても過言ではありません。

自分にとって、家族にとっての正解を見つけられると良いなぁと思います。

 

次回は、『なんや、その家の性能って?』

ってところをすこーしだけ掘ってみようかなぁ。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

『返済できる金額』ってなに??

 

おはようございます。hiokiです。

朝晩かなり涼しくなってきて、秋を感じますね。

そろそろネクタイしてジャケ着てシャキッとした格好が気持ちいい季節かなぁ。

でも電車暑いんだよね〜。。。

 

昨日は午後にイスラエル情勢についてお勉強してきました。

9/14から成田ーTel Aviv直行便が週に2日就航するほどホットな国です。

 

あ、どうでもいいか。

 

 

さて、本日はお家を建てる、買う上で大事なお金の話から、

『返済できる金額』ということで少し書いてみたいと思います。

いろんな目安がある中で、ワテが思うところを書いていきますね。

参考になるかなぁ〜。

 

では、スタート!!

 

 

<目次>

 

 

 

1. 借りられるお金

はい、ではまずは借りられるお金。

これは言い換えると「貸し手側が貸し出せるお金」とも言えます。

これは年収や勤務先の会社など借りて側を総合的にみて判断されます。

 

もう一つ、「ローンの商品によっては借りたくても借りられないお金」もあります。

これは、総額の8割以下とか9割以下とか、制限がある商品の場合に当てはまります。

 

今回は、前者について書いていきます 

 

一般的に、貸し手側は、沢山貸して金利による益を最大化したい

ということで、結構アホみたいな金額を言われる場合もあります。

額面年収の10倍とか平気で貸付しようとしてきます(汗)

 

実際に、「フラット35」のサイトで35年返却でシミュレーションすると、

そういった金額が算出されてきます。

おそろしや。。。

 

では、言われるがままに借りてしまってもええんかいな?

となりますな。

 


2. 返済しなきゃならないお金

もう一つ大事なこと。

どちらかというと、ここをきちんと認識しておくことが大事かと。

返済しなきゃならないお金は、借りたお金とそのお金にかかる金利分の利息です。

 

この利息ってのがクセもんで、年率というやつで、

元金が長く残っている=返済期間が長い

と多く払わないかんということです。

同じ金額を同じ金利で借りても、

返済期間によって総返済額が大きく変わるってことですな。

 

借りたお金と金利分の利息の合計は、

返済期間と金利で大きく変わるということ。

だからこそ、資金計画、ローン計画というのが

とても大事になってくるわけです。

 

 

3. 返済できる金額

1. 2.で「借りられるお金」と、「返済しなきゃならないお金」のことを書きました。

想像してください。

  「借りられるお金」として貸してくれる最大額を借りる

  「返済しなきゃならないお金」はその最大額と金利で発生する利息になる

  「35年間で額面年収の10倍+利息を支払わなければならない」

 

ほら、もうなんか無理な感じが想像できるでしょ?

「借りられる=返済できる」ではないのです。

 

 

では、「返済できる金額」とはなんぞや?

まず、返済している期間、例えば住宅購入後の35年間を

色んなことを我慢して返済に命をかける生活と、

少し余裕をもって、外食や旅行などを楽しめる生活と

どちらが家族みんながハッピーになれそうか?

ということを想像するといいと思います。

言わずもがな、後者ですね。

 

年収450万円の平均手取り月収は29万円程度。

 食費、光熱費、子供の費用などで6〜7万円

 旦那のお小遣いとして1.5〜2.0万円

 その他、病院などのイレギュラー出費で1万円

  →結果として、生活費として毎月10万円くらいが必要。

 購入した住宅がマンションだと管理費が1〜1.5万円毎月かかります。

 老後の資金(いま流行り!)や子供の貯蓄としてに5万円を貯蓄に回すと、

29−10−1.5−5=12.5万円

 

ここで、借りられる最大額=年収の10倍くらい=4,500万円を借入た場合、

 金利1.1%

 返済期間35年

 元利均等

にて返済した場合の月の返済金額は、な、なんと

129,136円!!

 あ、赤字じゃないですか。。。

 

老後の資金の貯蓄を減らそう。。。となりますね。

しかも、余暇を楽しむお金はありません。

35年間耐えられますか?? ワテはむりむり。

 

見方を少し変えましょう。

月額約12.9万円の返済ということは、年間約158万円を返済ということです。

これは、年収450万円の場合、35%が返済に充てられていることになります。

 

賃貸の場合を想像しましょう。

一般的に賃貸の家賃が年収に占める割合は30%以下、

望ましくは25%くらいが適正といわれています。

ということは、年収450万円の場合、年間家賃は約110~135万円

月額になおすと、約9.2~11.3万円が適正という状態です。

 

※実際には住宅購入後は火災保険や地震保険、修繕費、固定資産税などもあるので、

 もう少し少ない方が理想的です。

 賃貸ではこれらが計算外なので、

 あくまで計算のロジックとイメージということで見てください。

 

 

住宅ローンの月返済額もこの程度に収めると

ほら、赤字にはならないうえに、老後の資金を削らなくとも

月額1万円以上余暇に充てるお金が出てきます。

ためて旅行も良し、月一度の豪華な外食でも良し、

GUからUNIQLOにアップグレードも良し。 ね。

 

住宅ローンの話に戻すと、

年収450万円の場合、『返済できる金額』は

 年間:最大で135万円

 35年間:4,725万円

 借入金:最大3,900万円程度(年収の8.5倍)

 

となります。

 

ワテの感覚は、前述の保険や固定資産税などの出費も考えると、

 

借入金としては、年収の6倍くらいまでが理想かなぁ

 

と。 

 

住宅ローンだからと言ってなんか大船に乗った感じで

言われるがまま、貸してくれるんなら借りようかなぁ~では立ち行かなくなります。

賃貸と同じ感覚で考えると、おのずと『返済できる金額』が見えてきます。

 

4. まとめ  

ということで、ローンでの借入金を、『返済できる金額』から考えてみました。

家族を養いながら、余暇もそこそこ楽しめるという現実的な線で考えると、

年収の30%以下を『返済できる金額』として頭に入れ、

住宅購入後に発生する、固定資産税や修繕費、火災保険に地震保険等を考え、

借入しても大丈夫な金額を算定いただければと思います。

ざっくり、年収の5~6倍くらいが借入金としては安心だと思います。

 

ちなみにワテは、返済期間が通常の半分くらいの設定(そんな長く会社勤務できない年齢)なので、借入予定金額は年収の4倍くらいの予定です。 

 

あ~、長くなってしまった。

それでは次回は。。。。困った。ネタ切れ。考えよう。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金の悩みは尽きません。。。

おはようございますー。hiokiです。

 

スマホでブログを書くということに少しずつ慣れてきました。

通勤中に、英単語勉強しながら少しずつね。

仕事で困らない程度の最低限の英語はできるものの、

部署が変わった昨年から、慣れないネゴやファシリテーションが多くなり、

さらに能力アップが必要と実感したので、こちらも少しずつやってます。

 

 

あ、今日は英語のお勉強の話ではなく、

住宅ローンのことについて少し書こうかなぁと思ってます。

さわりだけなので参考になるほどの事はたいしてないかなぁ。

もし参考になることがあれば嬉しいです。

ではスタート!

 

  1. ローンはいろいろ
  2. 選ぶ基準もいろいろ
  3. 予約できるものとできないもの
  4. 仮審査なしのものも
  5. まとめ

 

1.  ローンはいろいろ

みなさんすでにご存知の通り、ローンには色々あります。

  • 銀行さん
  • 信用金庫さん
  • JAさん
  • 金融公庫さん

などなどが貸付してくれて、

 

これに金利の種類

  • 変動
  • 固定
  • 引き下げ
  • 引き上げ
  • 優遇金利

などがあり、

 

さらに期間までを掛け合わせると

そりゃ、もう、ねぇ〜。

 

はぁぁぁ〜!どうなってんだよこれ!

 

ですよね。。。

基本的には、『低金利が安定して長期間続く商品』が魅力的であり、

『期間限定でもいいので優遇金利が適用させる商品』がより嬉しいですよね。

 

一方で、ローン手数料の算出や団体信用生命保険の加入有無などで金利が変わります。

 

これらを頭に置きながら、焦らず考えることにしましょう。

 

2.  選び方もいろいろ

いろいろとは言っても基本的には金利が安いものを選ぶのがセオリー

だと思います。

 

そんな中からひとつ。

手数料の算定方法の違いにより

金利が変わる商品がほぼ全ての貸付屋にラインナップされています。

フラット35シリーズはほぼこのタイプの話しになっています。

 

通常、手数料は貸付金額の1%というのが多いです。3,000万円なら30万円。

初期の金額としては結構重く、もちろんローン貸付金に含まれ、利息が発生します。

一方で、「手数料一律2万円、そのかわり、金利を上げとくから、そこんとこよろしくね」

という商品があります。

 

さて、じゃぁ、どっちが得なのよ?

 

 

ズバリ、数年分繰り上げ返済が出来そうで、

設定されている期間の前半で返済できる見込みの人は、

手数料なしで金利が若干高いほう。

 

高い金利設定されている商品の最大期間で返却予定の場合は

低い金利が設定されている通常手数料(1%程度)の商品を選んだ方が安くなります。

設定されている期間の中心より少し後半の期間でブレイクイーブンになるように金利が設定されています。

例えば、15〜20年の期間が設定されている場合、17〜18年が分かれ目。

これは繰り上げ返済を見越しての設定だと思えば納得すると思います。

 

こんなことを少し考えておくと、

選択の時の迷いも少し減るかなぁと思います。

 

あと、購入する建物が、優遇金利を受けられるタイプかどうか、

そのタイプもA(多くは10年)なのかB(多くは5年)なのか?

この辺りはHMにきちんと確認しておくといいと思います。

優遇期間が倍半分なので大きいですよね。

 

団体信用生命保険(団信)は借主の万が一に備えるものです。

ローン貸付時に自動的に加入する商品やそうでない商品もあります。

加入有無、あるいは夫婦加入、3大疾病付き、などによっても

金利が変わりますのでよーく確認することが重要です。

大きな買い物、大きな融資になりますので、万が一へのリスクヘッジの重要性もふまえて

よりお得な商品を検討しましょう。

 

3.   予約できるものとできないもの

なんの予約?ってなりますよね。

それは

 

金利そのもの、または優遇金利の優遇分

 

のことです。

 

これは借入れする銀行や、商品によってまちまちなので、

相談した時に確認されるといいと思います。

 

通常住宅ローンは貸付開始時の金利が適用されます。

ただ、中には申し込み時、または審査通過時の金利が適用される商品もあります。

 

また、同じように優遇金利の優遇分、

例えば、「優良住宅なら当初5年間▲0.25%しますよー」

の▲0.25%の部分が予約できるということです。

 

多くの優遇金利は、子育て支援環境負荷削減、中小企業対策として、

国が年度ごとに予算を取り割り当てているお金になります。

年度末に近づき、財源が少なくなると、その優遇分を圧縮してきます。

気がついたら無くなってたってこともあり得るのです。

 

いずれの場合も、どの時点で予約(確定)できるのか、

ローン相談された際にうかがうといいと思います。

結構大事よ。

 

 

4.  仮審査なしのものも

これは結構レアなケースです。

具体的にひとつあげると、財形住宅金融株式会社の商品があります。

 

これは利用できる方には条件があります。

お勤めの会社、中小企業団体がここと提携または出資している場合に利用できます。

厚労大臣登録の「福利厚生会社」なので、バックは厚労省

すなわち、子育て支援、中小企業応援を手厚くしております。

 

利用できる条件の、『提携や出資』という点がポイントで、

ある一定の基準を満たした企業、中小企業団体に属する企業にお勤めということが分かっているため、

本審査のみで融資にはいれます。

 

独自資金での貸付商品もあり、フラット35エースがそれに当てはまります。

また、会社で財形貯蓄をしていて、ある条件(1年以上、トータル50万円以上の財形貯蓄だったかな)を満たしていると、

驚きの金利で融資を受けることができます。

しかも、その金利は実は申し込み時点で確定、予約できる金利なのです。

ここはほんとお得感満載。

実は実はワテもここから融資を受けようと思ってます。

 

ちょうとレアケースではありますが、

こんな融資もともあるということです。

 

5.  まとめ

今回は住宅ローンのことについて少し書いてみました。

借りるということは返すということ。

当たり前ですが、まずは『返済できる金額』の設定が重要です。

金額がわかれば、あとはお得な商品をタイムリーに申し込むといった感じですね。

 

このタイムリーが意外とポイントとなる場合がありそう(特に下半期は)なので、

参考になれば幸いです。

 

次回は『返済できる金額』の算出でワテが気をつけていることを少し書こうかと思います。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ一番の決断! 人生最大の買い物!

こんばんは。hiokiです。

 

さて、2本目の記事は、このブログを始めようかと思うきっかけにもなったここ一番での決断。

 

 

 

 

家を買うことにしました!!

先週末にHMと仮契約しました!!

仮契約金も振り込みました!

 

 

え?そんな驚かない?

いやいや、普通の会社員にとっては

一世一代の大きなお買い物。

若干勢い的な部分もなきにしもですが、

よーく考え、奥さんとも相談して決めましたのよ。

 

まぁ、少しお得なキャンペーンをちらつかされたのは間違い無いんだけどね。

でも、絶対値引きしないで有名なHMなので、

そのお得なタイミングを逃すわけにはいかなかったの。

あっという間に数十万円変わっちゃうし。。。

 

なによりも、坊や嬢の、これからの学校とか考えて、

このタイミングがベストかなぁということが決断の本当の背景。

 

これから土地探しも本格化してくるので、

週末も慌ただしくなるかなぁ。

でも、坊はHMの展示場に行くたびにトミカ貰っちゃってるので

連れ回してもなんだか少し嬉しそう。

営業さんありがとうございます。

 

とーちゃん頑張るよ。

 

ということで、先週末に家を買う!

という大きな決断をして、

心機一転ブログなんぞ始めたもんです。

 

 

次回はローンのことを少しね。

 

ではでは。